清浄心を体感しよう

開催日時お電話をいただいてから調整いたします。
開催場所總持院 本堂、客殿
受講時間約80分
写経、法話あわせて1時間程度
その後境内散策 流れ解散
参加費2000円/1回
持ち物なし
参加方法要予約(2名以上)
Tel:0470-23-0671
どなたでもお気軽にまずはお電話ください。

1 写経
客殿にて十善戎を写経します。約20分かかります。すべて椅子式ですのでどなたさまでも安心してご参加いただけます。写経用紙、筆、ボールペンはお寺に用意してあります。

2 写経奉納式
本堂にて本尊不動明王様に写経奉納式をします。約10分かかります。「智山勤行式」を一緒にお唱えし、お一人ずつ写経を本尊不動明王様の前に奉納します。
奉納の証として当山のお守りをお渡しします。

3 僧侶による法話
僧侶による法話。約20分を予定しています。

4 僧侶による境内案内
庫裏、大寺山遺跡出土品、心字池の案内と説明をいたします。心字池は江戸時代に砂岩を穿って作られました。庫裏は大正時代のままの建築、建具(ガラス戸)です。

5 自由散策
境内を自由散策して、流れ解散となります。

写経とは

写経とは、お経を書いて写すことです。 お経と聞くと,僧侶がお唱えするものという認識の方が多いかと思います。しかし、お経はお唱えする以外に、書き写すことでも功徳があるとされています。写経はまさにこの、書き写すという行為に該当します。 またお経とは仏様の説いた教えであり、それは、仏様そのものでもあるのです。その一文字、一文字に仏様を感じ、心静かな時間を味わってください。写経をとおし、仏様と向き合い、仏様を身近に感じてみませんか。

なぜ「十善戒」を写経するのか 「十善戒」とはなにか

真言宗智山派では檀信徒の皆様に、十善戒写経を通じて十善戒の教えを広めています。
十善戒は仏様が私達にお示しになっておられる十の実践項目です。

不殺生殺さないあらゆる生命(いのち)を尊重しよう
不偸盗盗まない他人のものを尊重しよう
不邪淫犯さないお互いを尊重しあおう
不妄語嘘を言わない正直に話そう
不綺語よけいなお喋りをしないよく考えて話そう
不悪口乱暴な言葉を使わない悪意をもって話さない
不両舌二枚舌を使わない誰に対しても言動は誠実に
不慳貪むさぼらない欲望のままに事を行わない
不瞋恚怒らない我を忘れて怒る事はしない
不邪見偏見を持たない先入観を持たず正しく判断しよう

住職法話

  • 約20分間を予定しています
  • テーマはだいたい次の内の、どれかを選んで法話をいたします (No.順ではありません)

※電話での申し込み時、以下のテーマの内のどれかをご希望なさってもかまいません
(電話でテーマを希望なさった方への話題を優先します)

テーマ

No.1「生き抜く力を育むには」(身と心と信仰 癒す力)
No.2「桜の花、日本人の感受性の伝統から」(軍歌 貴様と俺とは に秘められた思い)
No.3「生きるから、生ききるへ」(百万回生きた猫 平知盛)
No.4「仏の眼でこの世とあの世を同時に見る」(蜻蛉日記から 供養とは 廻向とは)
No.5「盂蘭盆会の意味するもの」(仏説盂蘭盆経の比喩を説く)
No.6「なぜお通夜、お葬式が必要か」(悲しみの共有は心を耕す 儀式の持つ意味)
No.7「上求菩提・下化衆生の実践」(世の為人の為に生きるとは)
No.8「死ねば、本当に終わりか」(この世で為した事は永遠に消えない)
No.9「老ゆ・悔ゆ・報ゆ、死ぬ、往ぬ」(人にはどうにもならない事がある)
No.10「お不動様はなぜあの姿をしているか」(慈悲と智恵 叱られた事がない子は悲劇)
No.11「画竜点睛、五筆和尚の話」(表現された文字とその対象物)
No.12「うしと見し世ぞ今は恋しき」(自分が不幸だと思ったら 藤原清輔)
No.13「東寺講堂の四天王の意味」(育てるコツ広目多門持国増長)
No.14「坊主は本当にマル儲けか」(公権力は宗教に介入しない憲法第20条)
No.15「戒名は一字いくらか」(火垂るの墓、本当の悲劇とは)
No.16「詩は唐詩、歌は古今に、住まば江戸、楽したよりは苦労した人」(なぜ、お坊ちゃま君が跡を継いだお家は衰微する確率が高いのか)

<注意>これらの法話は著作権法第24条の口述権を有しております。SNSやYoutube等、電子媒体への掲載は出来ません

写経と法話の会の終了時について

法話終了後、各人に總持院の「無事カエルお守り」をお渡しいたします。

僧侶による庫裏、大寺山遺跡出土品、心字池の説明とご案内があります。指示に従ってご移動ください。その後流れ解散です。

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